全体要約
健康や栄養を意識して健康食品を週1回以上摂取している20~70代の男女1,236人を対象に、栄養成分に関する意識と実態を調査しました。本調査は、2026年より開始する定点調査の第1弾です。
成分の摂取実態では、食事ではたんぱく質や食物繊維、健康食品ではビタミンCや亜鉛などが上位となり、成分ごとに食事寄りまたは健康食品寄りの傾向が確認されました。不足認識では鉄、カルシウム、亜鉛などのミネラルが上位を占め、特に女性で不足感が強く、補填手段も成分によって使い分けられています。
成分認知と効果認知は必ずしも一致せず、特定の効果に結びつく特化型と複数の効果にまたがるマルチ型に大別されました。性別・年代によって成分へのイメージや期待効果は異なり、ライフステージに応じて求める価値が変化するほか、配合量の表現への支持内容にも個々の認識差が表れています。
成分選択では成分そのものが重視される一方で、鉄とグミ、たんぱく質とパウダー、コラーゲンとドリンクのように剤型との相性も確認されました。理想のパーフェクトサプリでは関連性の高い成分同士の組み合わせが志向され、すべての成分で今後の摂取意向が現状の摂取率を上回ったことから、未充足ニーズと今後の伸長余地が示唆されています。
概要
調査概要
今回、栄養成分に関する消費者の意識と実態を把握するため、健康や栄養を意識して健康食品(サプリメント、プロテイン、青汁のいずれか)を週1回以上摂取している20~70代の男女1,236人を対象にアンケート調査を実施しました。なお、本調査は2026年より開始する定点調査の第1弾です。
まず、成分の摂取実態をみると、食事では「たんぱく質」「食物繊維」、健康食品では「ビタミンC」「亜鉛」などが上位に挙がり、成分ごとに食事寄り/健康食品寄りの傾向が確認されました。一方、不足認識では「鉄」「カルシウム」「亜鉛」といったミネラルが上位を占め、特に女性で不足感が強く、補填手段も成分によって使い分けられています。
次に、成分の認知状況をみると、成分認知と効果認知は必ずしも一致せず、特定の効果に結びつく特化型と、複数の効果にまたがるマルチ型に大別されることが明らかになりました。さらに、同一目的内での成分競合(成分スイッチ)も確認され、ビタミンDや亜鉛などでは機能別の競争環境が可視化されています。
また、成分に対するイメージや期待効果は性別・年代によって異なり、同じ成分でも求める価値は一様ではありません。例えば乳酸菌では、男性若年層は睡眠・ストレス、女性は中年層で便通改善、高年層では免疫力などへのニーズが高く、ライフステージに応じて期待する効果が変化していく様子が確認されました。加えて、配合量の表現においても個々の認識差によって支持内容に違いが生じるなど、ユーザー背景の理解の重要性が示唆されました。
一方で、成分選択においては成分そのものが重視される傾向にあるものの、一部では剤型との相性も確認されました。具体的には、鉄はグミ(手軽さ)、たんぱく質はパウダー(吸収率)、コラーゲンはドリンク(即効性)などと相性が良く、成分特性に応じた商品形態が選ばれています。
さらに「理想のパーフェクトサプリ」では、関連性の高い成分同士の組み合わせが志向されており、ビタミンCやDHA・EPA、コラーゲンなど上位10成分で健康食品ユーザーの約7割のニーズがカバーできることがわかりました。加えて、すべての成分で現状の摂取率を今後の摂取意向が上回っており、未充足ニーズの存在と今後の伸長余地が示唆されました。
本調査では、主要な栄養成分35成分に関する意識と摂取実態を横断的に把握するとともに、性別・年代別に加え、「ライフガードタイプ」「フェムタイプ」「ヘルシータイプ」「筋トレタイプ」「肌メンテタイプ」「ボディメンテタイプ」「コスパタイプ」「ズボラタイプ」の8クラスター別でも詳細な分析を行っています。
主要35成分
- ビタミンA(β-カロテン)
- ビタミンB
- ビタミンC
- ビタミンD
- ビタミンE
- 葉酸
- 鉄
- カルシウム
- 亜鉛
- マグネシウム
- 食物繊維
- 難消化性デキストリン
- たんぱく質(プロテイン)
- アミノ酸
- グリシン
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
- セラミド
- プロテオグリカン
- グルコサミン
- コンドロイチン
- 乳酸菌・ビフィズス菌
- DHA・EPA
- オメガ3脂肪酸
- GABA
- クエン酸
- リコピン
- セサミン
- ルテイン
- イソフラボン
- エクオール
- コエンザイムQ10
- CBD
- NMN
- CBP
主な調査内容
- 食生活/生活習慣/健康面の悩み
- 成分に対する認識・イメージ
- 成分の認知・摂取状況・期待する効果
- 健康食品の重視点(成分別)
- 現在利用している食品・健康食品のメーカー(成分別)
- 今後の摂取意向(成分×剤型)
調査実施日
2026年1月20日
調査方法
WEBによるアンケート調査
調査エリア:全国
対象
対象:健康や栄養を意識して健康食品(サプリメント、プロテイン、青汁のいずれか)を週に1回以上摂取している
20~70代の男女1,236人(20~70代の男女10,000人から抽出)
資料体裁
A4判135頁
発刊日
2026年3月19日
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目次
- ■調査概要
- ■被験者特性
- ■事前調査
- ■本調査
【分析編】
- 1-1.食事/健康食品と相性がいい成分(食事/健康食品での摂取率)
- 1-2.食事・健康食品と相性がいい成分(不足成分との関係)
- 2.成分を摂取するのはマイナスを補うためか、プラスになるためか
- 3.成分×知っている効果
- 参考:成分×知っている効果(10位以降の成分より抜粋)
- 4.成分×期待する効果
- 参考:成分×期待する効果(性年齢層でのギャップ)
- 5.成分の競合状況
- 6.剤型との相性がある成分
- 7.相性のいい成分の組み合わせ
- 8.今後需要が伸びる成分
- 9-1.プロテイン①
- 9-2.プロテイン②
- 10.コラーゲン
- 11.アミノ酸
- 12-1.食物繊維①
- 12-2.食物繊維②
- 13-1.乳酸菌・ビフィズス菌①
- 13-2.乳酸菌・ビフィズス菌②
- 13-3.乳酸菌・ビフィズス菌③
- 14.ビタミンC
- 15.プロテオグリカン
- 16-1.エクオール①
- 16-2.エクオール②
- 17-1.クラスター別分析:ライフガードタイプ
- 17-2.クラスター別分析:フェムタイプ
- 17-3.クラスター別分析:ヘルシータイプ
- 17-4.クラスター別分析:筋トレタイプ
- 17-5.クラスター別分析:肌メンテタイプ
- 17-6.クラスター別分析:ボディメンテタイプ
- 17-7.クラスター別分析:コスパタイプ
- 17-8.クラスター別分析:ズボラタイプ
【集計編】
- 1.食事に対する意識・考え方(SA)
- 2.食事面での取り組み(MA)
- 3.普段の生活習慣(MA)
- 4-1.気にしている健康数値(MA)
- 4-2.最も気にしている健康数値(SA)
- 5-1.知っている成分(MA)
- 5-2.不足している成分(MA)
- 5-3.食事で意識的に摂取している成分(MA)
- 5-4.健康食品で意識的に摂取している成分(MA)
- 6-1.年齢とともに減少する成分(MA)
- 6-2.体内で合成できない成分(MA)
- 6-3.食事から摂るのが難しい成分(MA)
- 6-4.摂りすぎに注意が必要な成分(MA)
- 6-5.すぐに排出されるので、こまめに補給する必要がある成分(MA)
- 6-6.摂取するタイミングが重要だと思う成分(MA)
- 6-7.食品や飲料に配合されていたら嬉しい成分(MA)
- 6-8.歳をとるにつれて意識するようになった成分(MA)
- 6-9.特定の企業名やブランドが思い浮かぶ成分(MA)
- 7.その成分を意識的に摂取する理由(MA)
- 8.その成分で知っている効果(MA)
- 9.その成分に期待する効果(MA)
- 10.効果別のスイッチ成分(MA)
- 11.どんな食品から摂取しているか(MA)
- 12.魅力を感じる健康素材(MA)
- 13.成分を摂取する上での課題(MA)
- 14.健康食品の重視点(MA)
- 15.どのメーカーの商品を摂取しているか(MA)
- 16.プロテインのイメージ(MA)
- 17.プロテインを摂取する上で重視していること(MA)
- 18.コラーゲンに対する期待度・理解度(SA)
- 19.コラーゲンの重視度(SA)
- 20.アミノ酸に関する知識(SA)
- 21.意識して摂取しているアミノ酸の種類(MA)
- 22-1.食物繊維が不足すると一般的に起こると思うこと(MA)
- 22-2.食物繊維が不足すると自分自身に起こると思うこと(MA)
- 23.魅力を感じる食物繊維の量を表す表現(SA)
- 24.腸内環境の改善で得られると思う効果(MA)
- 25.意識して摂取している乳酸菌の種類(MA)
- 26-1.腸内環境対策を行う上で重視すること(MA)
- 26-2.腸内環境対策を行う上で最も重視すること(SA)
- 27.ビタミンCと関連があると思うもの(MA)
- 28.プロテオグリカンの位置づけ(SA)
- 29.エクオールの摂取きっかけ(MA)
- 30-1.今後食事で摂取したい成分(MA)
- 30-2.今後健康食品で摂取したい成分(MA)
- 30-3.健康食品で摂取したい成分のうち優先度が高いもの(MA)
- 31.摂取したい剤型(MA)
- 32.健康食品に求めること(MA)
- 33.理想のパーフェクトサプリに配合したい成分(MA)
- 34.健康面の悩み(MA)
- 35.価値観・ライフスタイル(SA)
